SONY α7RIII + FE100-400mmでツバメのトビモノはこう撮る

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α7RIII+FE100-400mmで撮り始めて約3週間。ようやく速く飛ぶ小鳥のトビモノも追えるようになってきました。きっかけはマップカメラさんのこのブログ。疑心暗鬼で試すとこれが存外によくて自信持ってツバメのトビモノを追えるようになってきました。

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まず設定です。上記ブログで紹介されている通りに設定するだけですが、こと小鳥の素早いトビモノを撮る時のキモはワイドゾーンを使うことです。ただ常時これにすると止まりモノでは周りの枝とかに引っ張られてストレスが溜まるので常用は拡張フレキシブルスポットを使います。上記の設定をすることで「あ、ツバメ!」というシーンで素早くワイドゾーンに切り替えることが可能になります。この後のエントリーで出てきますが、周りに枝や葉がごちゃごちゃしていたカワセミを撮ったシーンもすべてAFで撮っています。フレキシブルスポットの狭いAFゾーンのおかげで難なくAFで撮ることが可能でした。

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このエントリーの写真では空抜け以外幅12-3mの小川で目の前を飛んでいたツバメをワイドゾーンで撮りましたが、意外なほど背景に引っ張られることなくツバメにAFを合わせてくれます。またこれも意外だったのが空抜けでもワイドゾーンを使うことで「すっ」とAFが合焦し、多少中央から外れてもピントを粘ってくれます。となると、トビモノはワイドゾーンにしておけば間違いないという感じです。

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FE100-400はレンズに3つついているボタンをAFに割り当てることができるので(デフォルトはAFになっていない)、レンズを構えて左手親指でAF、右手人差し指でシャッターという安定した構え方で撮影ができます。現状この設定が一番撮りやすいと感じています。手ぶれ補正はモード2にしてもいいのですが、一応オフにしています。

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次に撮り方です。実はこれが一番難しい。それは「両目撮り」です。鳥撮りしている人は両目を開けて撮っている人も多いと思いますが、ツバメのようにものすごい速さで飛び回る被写体だと普通に「両目撮り」しているだけでは不十分です。少なくとも自分はそうでした。今までと同じ感覚で撮っていても簡単にフレームアウトします。

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そこで枝や花、岩といった止まっているモノで練習したのが「左目で被写体を捉えつつカメラを構えたら中央に来ているポイントはどこか」を体に覚え込ませることです。個人差があると思いますが、私の場合左目で被写体を捉えつつ、カメラを構えると右上に被写体が来ていることが多かったため、「ここが中央だろう」と思ったポイントからやや右上にカメラを構えるようにしています。これでほぼ中央に来るようになりました。繰り返しですが、個人差があると思うので左目と右目で見た時のズレを覚えて、それを修正しながらカメラを構える練習を静物で繰り返し覚える必要があると思います。これができるようになってかなり歩留まりというか最初からピントを合わせられる確率が上がりました。

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そして次に個人的にキモになったのが「カメラを構えても左目で被写体を追い続ける」ということ。これも個人差があると思います。私の場合フレームに被写体を捉えた後はいつものように右目に力を入れてEVFで被写体を追っていると少なくともツバメのような素早い被写体は簡単にフレームアウトしていました。

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そこでカメラを構えた後も左目に力を入れ、被写体は左目で追うようにします。全体が見えているので追うのは簡単です。割合的に左目:右目=8:2ぐらいの比率で被写体を追います。基本的に左目で被写体を追いつつも、フレームに被写体が入っているかどうか、合焦しているかどうかを確認する程度には右目でも見ておきます。両目でバラバラのことをするので脳が疲れてきますが、これができるようになるとツバメのトビモノも比較的楽に追えるようになってきました。

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その後は左手親指でフォーカスボタンを押し、フレーム内で合焦マークが緑に光ったら(合焦したら)、あとはひたすら連写。左目で追っているのでEVFのブラックアウトも関係ありません。

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感覚的にはドットスコープの代わりを左目でするという感じです。三脚+ライブビューで撮る時のドットスコープは無双ですが、手持ち撮影ではあれは意味がありません。「全体が見える手法で中央に捕らえてひたすら連写」という利点を左目でやっちまおうということです。

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とはいいつつ、少なくとも私には簡単なことではありません。効き目が右目なので気を抜くとすぐに右目に注意が行ってしまうし、左目で見ながらフレーム中央に被写体を入れるというのも岩や花相手にかなり練習しました。でもこれは癖なので覚えてしまうと割と簡単に中央に入れられるようになります。左目に集中するというのはもうこれは慣れしかないですね。「左目左目」と心の中で唱えながらひたすらツバメを追います。

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さっきも書きましたが、こういう空抜けのシーンでフレキシブルスポットや中央ゾーンを使っているとα7RIIIって簡単にデフォーカスします。これがかなりストレスで「α7RIII、トビモノに使えねぇ」と思っていたのですが、ワイドゾーンを使うことで少々中央から被写体がずれていてもAFを合わせてくれるし、一度合焦すると驚くほど粘ってくれます(AF追従設定は「1(粘る)」)。

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そのため↓のシーンのようにかなり近い頭上を飛んでくれた時も連写しっぱなしだけでずっとフォーカスを追ってくれていました。設定と技術さえ分かってしまえば「いける!」と自信を持てるようになったのですが、それまではかなりストレスの溜まるカメラでした(トビモノに対しては)。でもたくさんあるボタンに好みの機能を割り当てることができるカメラなので、組み合わせさえ分かってしまえば一気に「トビモノも十分可能」というカメラに変身します。ピントさえ合って、SSがちゃんと稼げていればもちろん写りは抜群です。これからは近いところのトビモノも積極的に狙っていこうと思います。

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